ビジネスの最初は守破離の「守」を意識することが重要
ビジネスだけではなく、どの分野でも大事な考え方として「守破離」というものがあります。
守破離は最短で独り立ちする為の概念となり、これを最初に理解しているだけで、どの分野でも成功の可能性がグッと高まるので、しっかりと腑に落としておきましょう。
守破離とは、主に茶道、剣道、華道、書道などのいわゆる「○○道」で用いられている概念で、独り立ちするまでの大まかな3つのステップです。
- 守→師匠の教えを忠実に守って実践する【基礎】
- 破→実践して行く上で「自分流」を見つけ、昇華させる【アレンジ】
- 離→真なる開花【オリジナリティ】
最終的には「離(オリジナリティ)」に辿り着くことを目指しますが、その前の段階が出来てないと辿り着けません。
守破離は一見遠回りに見えますが、実は一番早い方法です。
※アルバイトや社員などのいわゆる被雇用者には「離」が許されてないor意図的に辿り着けないようにしているパターンが多々あるのですが、これは機会があれば別の動画記事で説明します。
僕含めて皆が陥りがちなネタとして、初心者はその「道」の奥深さや真髄を理解出来てないが故に、最初からオリジナルを出しがちです。
【守】の段階を実践する事は、実はかなり大変で本気で取り組む必要があるというのは後々実践していくうちに分かっていきます。
子ども時代を思い返すと、一生懸命親や先生の言うことを聞いて物事を習得していたと思います。
「離」の段階になっても、「守」を忘れないことであなたを守ってくれます。
何事も基礎が大事です。
アルバイトやクラブ活動でも、最初は先輩の言う事をコピーすることから始めますが、ビジネスも全く同じで、初めての領域へのチャレンジにおいて、メンターの存在は必要不可欠です。
独自要素を勝手に盛り込むのは無謀なチャレンジで、ここで無駄にしてしまう人が多く、初心者であればあるほど、ちょっとしたことで「守」から離れがちなので、細かく軌道修正してくれるメンターは必須です。
メンターの年齢、性別は一切関係ありません。
年下であろうが、その道の師匠に対して礼節をわきまえるというのは一生モノのスキルとなりますし、余計なフィルターを通さずに実践出来るようになるので、しっかりと腑に落としておくと人生が楽しくなります。