【ブログ初心者こそ必須】アクセスが来るキーワード選定方法とおすすめツール
ブログ運営する上で、避けては通れない上位表示させる為の記事タイトルのキーワード選び。
難しそう・・・と敬遠する方も多くいらっしゃいますが、キーワード選びのスキルは実はGoogleの評価が弱い初心者ブログこそ大事なんです。
僕は別のブログでWordPressって何?という完全初心者状態から、ドメインとかも新規取得したブログで3ヶ月後には月間35万ページビューを集める事が出来たので、そのために行ったことを解説していきます。
見慣れない言葉があるかと思いますが、丁寧に説明していますので、この記事を読み進めていけば必ず習得出来るようになります!
キーワード選定スキルの習得を避けてたから後で大量にリライト・・・なんて事態にならないように最初からしっかりとやっていく事が非常に重要です。
(過去の僕です、、、笑)
説明したい部分はこの記事内容の何倍にもなりますが、初心者向けというコンセプトを大切にして、敢えて必要最低限の説明に留めています。
必要最低限とはいえ、基礎となる部分ですので、今回の記事のスキルが身につけばアクセスが来なくて困る事は無くなります!
ブログ初心者こそ「お宝キーワード」が必要
誰に対する記事なのか、悩みを解決したい相手を決めた後は、キーワード選定に取り掛かります。
※詳しくは初心者にオススメのブログの書き方講座で解説してます!
検索結果で上位表示させる為のキーワード選定というと上級者用に思えるかもしれませんが、実は初心者にこそ必須のスキルで、身に付けると大きなチカラになってくれます。
→(1)なぜキーワード選定スキルが必要なのか
キーワード選定は非常に大事で、いくら記事の質が良くてもキーワードに失敗すると順位が下の方になってしまい、せっかく頑張って記事を作ったのに、誰からも読まれないという悲劇が・・・
Googleなどの検索エンジンも文章内容で順位を付けられるように日々努力しており、昔に比べるとかなり改善していますが、今現在もキーワードが重要なのは変わりありません。
「キーワードなんかより、中身の文章が大事!Googleのアプデで段々と中身評価重視になりつつあるんだ!」
みたいな意識は凄く大切ですが、それでもやはりキーワードのチカラってのは大きく、意識するだけで検索順位が全く違ってきます。
→(2)ブログ運営を続ける為に必要
特に作りたてのブログだと、中々上位表示されないので、モチベが下がり気味になってしまうんですよね・・・
ブログに限らず、発信の場を作って情報発信をするってのはこれからの時代に大切になってくるので、辞めてしまうと非常に勿体ない。
そんな出来たてホヤホヤのブログでも、しっかりとキーワード選定をやってお宝キーワードを見つければ、最初からアクセスが来てモチベーションの向上に繋がりますし、当然ながら報酬UPにも繋がります。
「そんな都合の良いお宝キーワードなんてあるの?」
→情報過多の時代とは言われてますが、滅茶苦茶あります!
この記事を読めば、お宝キーワードを探すスキルをちゃんと習得出来ますので安心して下さい!
弱小ブログこそ「ずらし」をすべし!
記事内容の主旨が似てる場合、大手ブログやサイトが上位表示されて、弱小ブログは100位以下・・・なんて事はザラにあります。
これは考えてみれば当然で、Googleなどの検索エンジン側からしても実績と信頼のあるサイトやブログを上位に表示したいというのは仕方のないことです。
しかし、出来たてホヤホヤのブログ運営者からすると、大手サイトに負けない記事を作ってるのに努力が報われない格好になり、非常に苦しい。
ブログが育っていけば同じ土俵で戦えたりしますが、最初はちょっとした変化球を加えて戦う事が望ましいです。
→(3)「ずらす」事でアクセスを増やす
似たような主旨の記事でも、連想ワードなどを盛り込んで「ずらす」ことで視点を変えたり増やす事で、 アクセス の増加も見込めます。
少し古い話題になりますが、非常に盛り上がった東京オリンピックを例に挙げます。
「東京オリンピック」
というキーワードだと、大手ニュースサイトなどに確実に負けます。
そこで、「ずらし」の登場です。
“ずらし”とは、とある話題について何を次に知りたいのかだったり、ターゲットを絞ってキーワードに入れる事です。
「過去最多のメダル獲得数の理由」
「各メダルの報奨金、値段」
「金メダルの素材や重さ」
など、東京オリンピックという一つのテーマで、パッと思いつくだけでこれだけ派生させる事が出来ます。
これらをキーワードに散りばめていく事が望ましいですね!
allintitle数を意識してライバルチェック
お宝キーワードを選定するには、allintitleを意識してライバルチェックを行う事が欠かせません。
どういうこっちゃ?と思う方が多いと思いますので、これから図解付きで説明します。
→(4)intitleとallintitleとは?
「ずらし」が出来たら、次はライバルチェックです。
記事の冒頭でもキーワードが検索結果において重要視されている事について書きましたが、通常の検索 だと文章内容も検索されるため、そのままだとキーワードのライバルチェックが出来ません。
そこで用いるのが「allintitle: 」という検索関数です。
他にも「通常検索」と「intitle」がありますので違いも説明します。
「オリンピック 日本 メダル」
という3つのキーワードを例にして、1つずつ説明します。
通常検索
検索窓にそのまま、「オリンピック 日本 メダル」と検索する普通の方法です。
キーワードだけじゃなく、記事内の文章でこれらキーワードを扱っている記事数が「8,350,000件」あります。
intitle
intitleとは、記事タイトルにどれか一つのキーワードが入ってる記事を検索出来ます。
検索窓に「intitle:」と入力し、その後にキーワードを入れて検索するとこのように。
記事タイトル内に、「オリンピック 日本 メダル」の3つのキーワードのうち、どれか一つでも入ってる記事数が「426,000」件。
allintitle
allintitleとは、記事タイトルに全てのキーワードが入ってる記事を検索出来ます。
検索窓に「allintitle:」と入力し、その後にキーワードを入れて検索するとこのように。
記事タイトル内に、「オリンピック 日本 メダル」の3つのキーワード全てが入ってる記事数が「3,320」件。
かなり絞られた事が分かると思います。
→(5)初心者にオススメのallintitle数
intitleの数や比率だとか、その他理屈とか書くと長くなってしまうので結論だけ書きます。
- allintitle数は10件以下
これだけを意識しておきましょう!
下の画像のように「東京オリンピック メダル 報奨金」ならallintitle数が3件なので合格ですね!
勿論、ブログが育ったあとはallintitle数が100件とかでも上位表示出来たりしますが、最初の内は10件、キーワードによって30件未満を意識しておきましょう。
ライバルチェックは済んで、いざ執筆!となります。
が、
ちょっとお待ち下さい。
ライバルが少なくても、検索する人がいなければ徒労に終わります。
そこで、Googleのキーワードプランナーを活用して検索ボリュームのチェックを行います。
無料のキーワードプランナー
無料で検索ボリュームを調べる為に、まずはGoogle広告に登録しましょう。
図解付きでGoogle広告の登録方法とキーワードプランナーの出し方についてまとめましたので、先にコチラを参照して下さい。
※新規タブで開きます。
→(6)キーワードプランナーの説明と使い方
Googleは元々、良質な検索エンジンで人を集めて露出度を高め、広告収入で大きく飛躍した会社です。
検索したらこのような検索結果を目にした事があると思います。
よくみると、「家電 通販」の検索結果に対して一番上に「広告」と書いてあるのが分かります。
この広告をGoogleに依頼して個人でも出稿することが出来るのですが、Googleはそんな広告主の為に色んな無料ツールを提供しています。
その中の「キーワードプランナー」というツールを用います。
キーワードプランナーの画面が表示されたら、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
枠内に、キーワードを入力。
キーワードに対する、月間平均検索ボリューム数などが表示されました。
→(7)初心者にオススメの検索ボリューム数
検索ボリューム数もallintitle数と同じように一概に言えない部分はあるのですが、ズバリ書いちゃいます!
- 検索ボリュームは10~100がオススメ
これに関しても色んな理由があるのですが、検索ボリュームが多いキーワードは強豪サイトとぶつかりやすいのと、探すのに時間がかかるという認識であれば問題ありません。
※当然、検索ボリュームが多くてallintitleが少ないキーワードを見つけたら積極的に作成していきましょう!
→(8)お宝キーワードの完成!
ということで、「東京オリンピック メダル 報奨金」は
- allintitle数は10件以下
- 検索ボリュームは10~100がオススメ
以上、2つの要素を満たす「お宝キーワード」な事が判明しました!
あとは、このキーワードで記事を作っていけばアクセスが来るようになります。
あなたのブログに訪れてくれる方に対する良質な記事を心掛けて書いていきましょう!
当然ですが、あくまで一例です。
ブログ、サイトのジャンルや売りたい商品の有無、旬のキーワードなどによって戦略が変わってきますが、基本の流れは特に変わりありません。
・
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・
「でも、ちょっと待って。
ぶっちゃけ、すんごい面倒そうだし時間かかるよね・・・」
って思った方、鋭いですね、、、笑
僕を含め、殆どのブロガーは手作業で「キーワードのずらしや連想ワード」「allintitle数」の検索を行っていません。
最強の時短になるキーワード選定ツールについて
- 連想ワードやずらしのキーワードを手動で多数リストアップ
- リストアップした一つ一つのキーワードでallintilte数を検索していく
のは非常に骨が折れる作業ですし、この調査だけで大袈裟でも何でもなく、丸1日かかったりします。
そこで、それらの作業を自動的にやってくれるツールを用います。
時は金なり。ですからね!
→(9)ツールを使って、「ずらし」「allintitle数」をパパっと抽出
実は、手作業で「東京オリンピック メダル 報奨金」を探し当てたワケではなく、↓の画像にあるようにツールを使って抽出しました!
「東京オリンピック メダル」の連想ワード(関連予測ワード)のリストアップをして、「ずらし」の作業の自動化。
※↓一連の流れの画像はクリックすると新規タブで拡大して見れます。
リストアップが終わったら、パパっと「allintitle数」の検索。
※「上位intitle率」とは、デフォルト設定だと検索上位10記事のintitle率です。0~100で、少ない程狙い目になる大事な指標です。
あんだけ面倒そうな作業がほんとラクに出来ちゃうんで、僕はもうこれ無しでは考えられません。
あとは、ツール内のキーワードをコピーして、キーワードプランナーに貼り付けて一括検索!
キーワード選定ツールの検索結果キーワードをコピーした後に、キーワードプランナーに貼り付けて検索すると・・・
このように月間平均検索ボリュームが一括表示!
ここまで出たら、後はキーワード選定ツールとキーワードプランナーの月間平均検索ボリューム数を見ていくだけで、
- allintitle数は10件以下
- 検索ボリュームは10~100を狙う
のお宝キーワードをカンタンに調べられます!
(※CSVファイルに結合するやり方だと更に見やすいですけど、あんまり効率変わらないんで、僕は普通に見比べてやってます、、、笑)
有益なツールに投資をして時短や高効率化に繋げる意識は必須です。
とはいえ、料金が高かったら初心者にとっては大きな障壁となります。
そこで、僕も利用している買い切り型の安いツールを紹介します。
→(10)僕が使っているツールとMacユーザー向けのツール
多額の報酬を得ている方ならまだしも、まだアクセスも報酬も発生してないようなブログ初心者がいきなり何万円も投資するのは勇気が要るんですよね。
そこで、1万円以下&買い切り型のキーワード選定ツールが求められるのですが、僕が使っている「キーワードスカウターST」というツールは見事にその条件を満たしてくれます。
価格は現在だと「5,478円」です。
難しい初期設定とかも一切なく、購入した際に付いてるマニュアルの通りにやっていけば直ぐに使えるようになります。
会社経営に例えると、ミス無く連想キーワードのリストアップとallintitle数を検索してくれる社員を6000円以下で一生雇えると思えば非常に破格です。
実際、先程のキーワード抽出中はお風呂に入ってました、、、笑
※キーワードスカウターSTは、Windowsユーザー限定です。
※Macユーザーの買い切り型のツールはCOMPASSがオススメです。
COMPASSは、キーワードスカウターSTの「5478円」より高い「8778円」ですが、キーワードスカウターSTには搭載されていない、
- サイト順位自動チェック機能(PC、スマホ両方の順位表示)
- サイトの順位の履歴をグラフで表示可能
といった機能が搭載されており、またWin/Mac両方対応しています。
これらのツールを駆使して、簡単にお宝キーワードを見つたら、タイトル決めになります。
タイトルを決めるにあたって、注意したい点があります。
もう少しですから頑張って下さいね!
ブログタイトルの文字数と注意する点とは
こちらも結論から先に書きます。
- 全角32~40文字以内に収めるのが望ましい
- 自然な文章にする
以上です!
僕がこの世界に入った時はPCブラウザで検索結果に表示される文字数の限界である「全角32文字まで」というのが常識でしたが、今はスマホユーザーの増加によって変わっています。
→(11)スマホユーザーのアクセス率が年々増加傾向
ガラケー全盛期の頃は、検索といえばPCからってのが一般的でしたが、今はスマホ全盛期。
検索流入もPCユーザーよりもスマホユーザーの方が多くなっています。
僕のブログも、スマホフレンドリー仕様のWordPressテーマを用いていますが、ユーザーが多い方に合わせるのは世の常。
スマホはブラウザだったり機種の環境にもよりますが、「全角40文字前後」まで表示されますので、それに合わせる方が増えています。
この記事で見つけたお宝キーワードの「東京オリンピック メダル 報奨金」は全角14文字。
(正直、オリンピック自体が旬を過ぎてるのでそこまでお宝とはいえないのですが、あくまで一例としてご容赦願います。)
以前の全角32文字と比べて、より自然な文章でキーワードを散りばめやすいようになりました。
- 全角32文字の例
→「【気になる報奨金】東京オリンピックで日本は過去最多のメダル取得!」
- 全角40文字の例
→「過去最多メダル取得の東京オリンピック。皆さんが気になる報奨金と過去の金額を調査!」
記事タイトル文の出来は置いといて(笑)
結構ゆとりあるタイトルになった事が分かると思います。
※環境によって表示文字数は変わるので、左側に一番アピールしたいキーワードを置いておきましょう。
※当然ですが、もっと短いタイトル文字数でも構いません!
お宝キーワード選定の一連の流れをおさらい
最後に、お宝キーワード選定の一連の流れをおさらいします。
- 誰に向けた記事なのかを決める
- ずらしを意識してキーワードをリストアップ
- allintitle数を検索して10件以下のキーワード抽出
- キーワードプランナーで検索ボリューム数が10~100のキーワードを選ぶ
- 全角40文字以内の自然な文章でキーワードを散りばめる
※検索ボリュームが1000以上でallintitle数が少ないのが一番望ましいのですが、探すのに時間がかかりますし、まずは記事を増やして行く方重要だという考えです。
以上でお宝キーワードを散りばめたタイトルの完成です!あなたのブログのアクセス向上に役立てば幸いです^^
お疲れさまでした!!